81年前の児童文学に酔いしれる:指ぬきの夏

指ぬきの夏

エリザベス・エンライト 作絵
谷口由美子 訳
岩波少年文庫2009年 初版は1938年

ゴールドラッシュ畑を通過

撮影:ひじき石塚

アメリカの農村にある家族の農園で
伸び伸びと育つ9歳の少女ガーネット。
農園の暮らしの中のガーネットの豊かな
情感と温かな描写が心に染み入る。
ほんわか、のほほん。
郷愁と小さな頃に感じていたあの感覚が
よみがえる読書感です。

小泉牧場(撮影:ひじき石塚)

小泉牧場(撮影:ひじき石塚)

みずみずしい感性と生命力の溢れる文章が
81年たった今でも不思議と古びていない。

ストーリーはフェミニン寄り、ファンタジー
寄りでもない。農園の日常とガーネットの
感受性を通した出来事のお話がいくつか散り
ばめられている。

とにかく素朴。なのに、読んじゃうの。
浸っちゃうのよ、世界に。

畑の匂いを表現するシーンなんかも秀逸。
登場する近所のおじさん・フリーボディ
さんもめっちゃいい人。農園だけに牛も
ブタも鶏ももちろん
出てくる。
気が付くとカラッとしたアメリカの空気
の中で、ガーネットと友達になって農園の
暮らしを体験している感覚になる。

80年以上も前のアメリカの農村が舞台。
郷愁っていえばそうなのかもしれんけれど、
(オレの生まれ育った家でも畑をやっていた)
ヒトの心の根っこで通じる、時代が変わっても
変わらない部分をぐいぐい刺激してくれる
とても良い作品です。

ブルーベリー(撮影:ひじき石塚)

撮影:ひじき石塚

女の子が主人公だもんで、若い男性が読むと
どうなのかは分からんです。退屈!って思うか
共感して本の世界に飛び込めるか。主に女性
が読むと、主人公ガーネットとすんなりお友達に
なれると思います。

ちなみに、挿絵や表紙のイラストも作者の
エンライトさんによるもの。もとは、挿絵画家
としてキャリアをスタートしただけあって
作品世界に合う、めちゃくちゃ秀逸な絵です。

筆者エリザベス・エンライトが29歳の時
1938年に出版。81年前の不朽の名作。

 

 

撮影:パンジー関

撮影:パンジー関

八百屋ではたらく食育ロックボーカリスト
ひじきデザイン デザイナー

ひじき石塚

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ワラビーズ(撮影:mitsumi.)

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